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一般提供が開始されたGitHub Certification(GitHub Actions)を取得してきた

February 01, 2024

github certifications actions

1/8に発表されたGitHub Certificationsの一般提供の開始を受け、早速GitHub ActionsのCertificationsを取得してきた。

https://github.blog/2024-01-08-github-certifications-are-generally-available/

受験したい場合には、下記のハンドブックやFAQを参考にオンライン・もしくはPSIのテストセンターで受験できる。 https://examregistration.github.com/handbookhttps://examregistration.github.com/faq

オンラインの場合には、Webカメラで部屋をぐるっと映したりが必要とのことで面倒そうだったため、会場で受けることにした。

試験内容について

試験時間120分で選択問題を解く。全て4択問題というわけではなく複数選択問題などもある。すべて英語だが、書き取りなどはないので英語にあまりに自信がない自分でも特に困ることなく受験できた。

合格ラインはあまり分かっていないが6割程度正解すれば良いと思われる。テスト終了後にすぐに画面上に結果が表示され、合否のメールが届くようになっている。

教材があまりないが、試験内容としては、下記で紹介されている通り。 https://github.com/LadyKerr/github-certification-guide/blob/main/study-guides/gh-actions.md

  • Domain 1: Author and maintain workflows
  • Domain 2: Consume workflows
  • Domain 3: Author and maintain actions
  • Domain 4: Manage GitHub Actions for Enterprise

Domain 1とDomain 2については、CIやデプロイフローなど一般的な利用方法で運用したことがあれば、大体解けると思われる。逆に自作のactionを公開する内容となっているDomain 3やGitHub Enterprise上の運用に関するDomain 4はやったことがないと分からない部分もあると思うので、経験がない場合にはドキュメントを読んでおくと良い。自分はEnterpriseで使ったことがなかったので、Domain 4の範囲でそこそこ間違ってしまったがDomain 1, 2でほぼミスなかったのでなんとかなった。

所感

GitHub Actions自体まだ歴史が浅いこともあり、試験のボリュームもそんなに多くないので、普段の開発などで積極的に触っている人にとっては難易度は高くないと感じた。

GitHubは好きなサービスだしお世話になってるサービスでもあるので、他のCertificationも取りたい気持ちはあるが、受験料が200ドルで期限が3年ということで円安の今だと3万円(年間1万円)ほど。全冠すると12万(年間4万)なので、会社からお金が出るなどのメリットがないと取得・更新する旨味が現状なさそうではある。

合格すると証明書とCredlyのバッジが貰えるのだが、個人的にはGitHubのAchivementsを貰えた方が嬉しかったので、そのほうがArchivements目的で受ける人も増えるのではないかなと思った。


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