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CDJ-1000mk3の電源スイッチが故障した

September 26, 2020

掲題の通り電源スイッチが壊れ、本来はONの状態だと押し込まれたまま固定されるのだが、固定されず戻って来てしまうのでONになった後にすぐにOFFになってしまう。

Pioneerの修理に出したところ、パーツが無く基盤ごと交換が必要なため、36,000円ほどかかるとの回答だった。 まさに最新鋭のCDJ-3000が発売したこの時期に今では中古品が30,000円くらいで買えるCDJ-1000のために36,000円出せるかというと、さすがに厳しく修理はキャンセルした。

とはいえ、ボタンが戻ってこないくらい素人修理でなんとかならんかと思い分解。

キャンセルの印が刻まれている。

カバーを空けてみると、基盤ごと交換が必要という意味をやっと理解する。

プラスチックのスイッチ部分(DAC2314)ではなく、実際にスイッチの固定を行っているのは、電源基盤についている部品により行われている。

この基盤部分(DWR1409)の値段をネットで調べてみるとebayを初めとした海外のサイトでも20,000円前後で取引されていたりと結構良いお値段するのだった。作業量込で36,000円という見積もりは納得のいくお値段ではあった。(払いたくはない)

素人修理も厳しいことが分かったので、とりあえず電源スイッチをテープで固定し常にONの状態にしてスイッチ付きコンセントでON/OFFすることで元気に動いている。

気づけば10年くらい使っていて愛着もあり、中古で安く基盤が手に入るようならいつか交換してあげたい気もするが、CDという存在自体がオワコンになってしまった今、寿命や使わなくなる日のほうが早いかもしれない。


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